【青春18きっぷ 2023】房総半島一周の旅 2日目 その2 安房鴨川〜館山〜木更津〜上総亀山

国内旅行

房総半島一周の旅後半戦
安房鴨川駅から木更津行きの普通列車で館山を目指す

前半戦はこちら↓

10:59 安房鴨川発 内房線 普通 木更津行

外房線を終えてここからは内房線の旅の開始
鴨川を出てからしばらくは沿岸部に沿うように走り、時折海が見える
すでに途中下車を繰り返し散々海を見てきたため、車窓の海にはあまりときめかない

しばらく走り列車は千倉に到着
太平洋の海底ケーブルの拠点である千倉を過ぎると内陸部へと入っていき、50分程度で館山へ到着

11:38 館山着

個人的な千葉の端っこ館山
東京からならアクアラインを使えば以外と遠くないが、外房周りで来ると謎の達成感がある

館山駅は日本の駅百選にも選ばれているらしく、ヨーロッパ建築っぽい建物
駅前も似たような外観の建物が多く椰子の木と相まって異国情緒溢れる感じ

さて、館山で降りたはいいが、何をするか決めていない
時間的に昼飯もありだし、館山観光もしたい

ちょっとマップを調べると房総半島の先っちょに州崎灯台という灯台があるらしい
いろんな端っこに行くのが好きなので洲埼灯台を目的地に決定
ただ、バスがちょうどいい時間になさそうなので、駅のレンタサイクルを借りることにする
電動自転車3時間1000円ならバス代とそんなに変わらないし

駅から海沿いへ向かい洲埼灯台の方へ少し自転車を走らせると渚の駅たてやまという道の駅的なものを発見

昼飯時にちょうどいい!と思ったがどこの店も並んで待っている列が、、
やっぱ夏休み中の土日はどこも混んでいるらしい

テラスは開放感があって各国の旗がはためいていた

とりあえず昼飯はとりやめて自転車観光再開
多少のアップダウンを繰り返しながら炎天下の中自転車を漕ぎ続ける

15分ほど進んでさすがに日差しがキツイのでちょっと休憩

道路沿いにちょこちょこ海水浴している人たちがいて、汗だくで自転車を漕いでいる身としては羨ましい限り
さすがにこんな真夏日に帽子も被らず自転車で片道11キロは無謀だったかも、、
熱中症にならないように気をつけながら引き続き灯台を目指す

30分ほど走ってようやく洲埼灯台の入口に到着
後半かなりアップダウンが激しくめちゃくちゃ疲れた&膝がくがく
運動不足が妙実に現れている

だいぶ近くに灯台が見えるようになってきたのもう一息

坂を下って灯台のある高台の麓に到着
階段で上まで登っていくようだが、膝が震えてぷるぷるしながら階段を登りようやく目的地の洲埼灯台に到着

東京湾に出入する船舶にとって重要な存在らしい洲埼灯台
高いところにあるだけあって見晴らしは最高
そんなに観光客が多くないのも落ち着いていてよろしい

今走ってきた館山駅方面が見渡せる
これを戻らなきゃ行けないとは、、

灯台をあとにして駅方面へと戻る
比較的往路は登りが多かったので復路は下りが多くて助かる

途中にある波左間海水浴場は海水浴客で賑わっている

駅まであと5キロくらいあるが、暑さに耐えられないのでコンビニへ避難
涼しい〜〜、とりあえずガリガリ君で涼をとる

休憩して回復した体力を振り絞り、残りの道のりを急ぐ
駅の近くまで来たので往路では通り過ぎた北条桟橋へ

風が気持ちいい
夕日の時間に来るといい感じの日の入りが見れそう

2時間ぶりに館山駅へ帰還し、自転車を返却

そういえば昼飯を食べていないことを思い出し、そういえば館山駅にはくじらの駅弁があったことを思い出し東口側へ

くじらの竜田揚げ弁当にしようと思って店に行ってみると今日はもう弁当を出していないとのこと
イートインもやっていないようなので残念ながら諦める

電車までの時間がそんなにないので、急いでランチが食べれそうなところを探すが、時間が14時過ぎているのでランチ時間帯が終わっている店も多い
西口側に戻り海の花という寿司屋は空いていそうなので突撃してみる
列車まであと20分ちょっとしかないが間に合うか確認し、握りなら急いで出せるとのことなので、それをお願いする

大量に汗をかき、喉カラカラの状態での生ビールは麻薬的なうまさ
寿司もネタを大きく、ついでに提供も早く大満足
1つだけ残念なのはゆっくり味わう時間がなかったことか。。

会計を済ませてダッシュでホームへ向かい列車に飛び乗る

14:43 館山発 内房線 普通 木更津行

なんとか列車に間に合い、この列車で一気に内房線を北上する
さすがに朝早かったのと疲労で列車の中では爆睡し、気づけば君津の1つ手前まできていた

15:36 君津着

乗っていた列車は木更津行きだったが、君津から先は横須賀線直通の快速のほうが先に出発するらしいので1駅だが乗り換える

15:39 君津発 内房線 快速 逗子行

このままこの列車で東京方面へ帰ることもできるが、今日はまだもう1つ到達しなければならないところがあるため、木更津で下車する

15:46 木更津着

木更津からは千葉県内で残る最後に未乗車路線である久留里線に乗り換える
跨線橋渡り久留里線のホームへ向かう

久留里線の久留里から先の上総亀山までは1日に数えるほどしか列車がないため、この時間の列車を狙っている乗客が多いのか、列車はかなり混んでおり席は埋まっていた

15:53 木更津発 久留里線 普通 上総亀山行

久留里線はローカル線らしく、ゆっくり市街地を抜けて徐々に田園風景へと移っていく
40分程度で久留里駅へ到着

ここから先は営業係数、輸送密度ともにJR東日本管内で最悪に近い数値であり、バス転換や廃線議論もされているとか
来てみると思ったより人里からかけ離れている感じはないが、普段使いする人は少ないのだろう

久留里から15分ほどで終点の上総亀山へ到着

16:59 上総亀山着

上総亀山の駅はこじんまりとしたローカル線の終着駅らしい駅舎
意外と人が多いのであんまり風情は感じられないが、利用者がひとりでも増える分にはいいことなのかな

戻りの列車は久留里駅で乗り換えが必要な様子
滞在15分程度で久留里行きの列車が出発
一緒に到着した乗客は全員同じ列車で戻るようだった

17:15 上総亀山発 久留里線 普通 久留里行

列車はすぐに久留里駅へ到着

17:33 久留里着

久留里駅もなんだかいい感じの駅舎
こういう雰囲気は好きだが、いかんせん人が多い

久留里線沿線はお酒に力を入れているようで日本酒が展示されていた
この辺はお酒が有名で過去には角打ち列車のようなイベントもあったらしい

夕日に映える久留里駅の駅名標
今日は早朝から行動しているので、やたらと1日が長く感じる

17:44 久留里発 久留里線 普通 木更津行

久留里駅で列車すれ違いを行い、久留里駅を発車
夕日に照らされながら田園風景の中を走り、木更津駅まで戻ってきた

18:28 木更津着

これで久留里線も完乗したため、内房線、外房線、昨日の東金線も合わせて千葉県内の未乗車路線をすべて制覇!
あとは東京方面へ帰るのみである

18:33 木更津発 快速 内房線 久里浜行

疲労困憊なのでグリーン券を購入しゆっくり東京へと帰る

横須賀線の新型車両だったのでグリーン車もきれいで各座席にコンセントがついていた
これは快適!東京まで爆睡して帰ろうと思った矢先。。蘇我から10人組のおっさんたちが乗ってきて馬鹿騒ぎを開始
うるさく寝るどころじゃないし、1階の平屋席の奥に陣取ってしまったのでおっさんたちと自分だけの空間になってしまい居心地は最悪

やってらんないのでグリーンアテンダントからビールを買ってこちらも酔っ払って気を紛らわしながら東京へと向かう
首都圏に向かう移動があまり好きじゃないのは、混雑で旅情を感じられないからだが、旅の最終列車くらいは静かにしてほしかった

19:57 東京着

ようやく東京へ到着
可能限り途中下車を繰り返しながらの房総半島1周だったため、なかなかタイトなスケジュールだったが、1日中晴天なことも手伝って良いリフレッシュになった
今度は新宿さざなみにでも乗って浜金谷で鋸山でも見に行こうかな

おしまい

コメント

  1. 鉄道好き より:

    横須賀線グリーン車の平屋席と一階席は通路にレッドカーペットがありましたが、コストカットにより省略されました。

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