どこかにビューーン!とは?
「どこかにビューーン!」はJR東日本が提供するJRE POINTを利用して、新幹線の往復チケットをお得に手に入れることができるサービスです。
その特徴としてサービスの名前の通り、JR東日本管内の新幹線駅の”どこかに“お得に旅ができるサービスとなっています。まずは、その”どこかに“がどのように決定されるのかを解説します。
行き先はどうやって決まる?
行き先の対象は?
「どこかにビューーン!」の行き先はJR東日本管内で運行される東北新幹線・山形新幹線・秋田新幹線・北陸新幹線・上越新幹線のいずれかの駅からランダムで決定されます。
発着駅は以下の駅のいずれかを選択することができます。
- 東京駅
- 上野駅
- 大宮駅
- 仙台駅
- 盛岡駅
- 長野駅
- 新潟駅
ちなみに発駅と着駅を別の駅にすることはできません。
東京・上野・大宮駅発着

仙台駅発着

盛岡駅発着

長野駅発着

新潟駅発着

乗車可能な列車は?
本サービスの対象は新幹線の普通車指定席となります。速達列車であるはやぶさ号やかがやき号も対象になります。一方対象は普通車のみのため、グリーン車やグランクラスは利用することができず、本サービスで払い出されたチケットのアップグレードなどもできません。
行き先はどう決定される?
行き先はまず候補として対象の駅の中から4つの駅がランダムに選ばれます。利用者はこの4つの駅の候補を見てサービスを申し込むかを選ぶことができます。もし候補の4駅が気に入らない場合は「この条件で再検索する」ボタンを押下することで、新たに4駅の候補を出すことができます。
4つの候補の傾向としては、基本的に各新幹線路線の中から1駅ずつ選ばれる傾向が強いです。(必ずしも同一路線から選ばれないかは未検証です。)そのため、行きたい地方を絞ることは難しく、東北方面、上越方面、信州方面がほぼ必ず候補に入ってくる点は考慮する必要があります。
また行き先候補の検索時は出発・到着日と各時間帯を選ぶのみで、列車の指定は当然できません。時間帯も3~4時間程度の枠の中から決定されるため、往路も復路も余裕をもった日程で利用することをおすすめします。

最終的な目的地はいつ決定される?
申し込みをしてから3日以内に決定通知がえきねっとに登録しているメールアドレス宛に送付されてきます。(筆者の場合は申し込み日の翌日に通知が来ました。)このタイミングで行き先と対象の列車が決定します。
利用に必要なポイントは?
「どこかにビューーン!」はJRE POINTで利用することができるサービスになります。必要なポイントは出発地によって異なります。
- 東京駅・上野駅・大宮駅発着の場合:6000ポイント
- 仙台駅・盛岡駅・長野駅・新潟駅発着の場合:5000ポイント
また、各種クーポンを利用することで必要なポイント数を少なくすることができます。
- JRE BANK特典:2000ポイント割引クーポン(年4回、判定条件により複数枚取得可能)
- JRE POINTステージプレミアム会員:2000ポイント割引クーポン(年2回、半年ごとの判定で6枚)
- JRE POINTステージプレミアム会員:1名分のポイントで2名ご利用できるクーポン年2回、半年ごとの判定で1枚)
JRE BANKやPOINTサービスを利用することでクーポンを手に入れることで、お得にサービスを利用することができるためおすすめです。
どれくらいお得なのか?
実際にこのサービスを利用した場合、どれくらいお得になるのかをまとめていきます。
※JRE POINTを1ポイント=1円として計算しています
東京発着
- 東北新幹線
- 那須塩原:12,040円(6,040円お得)
- 福島:18,220円(12,220円お得)
- 仙台:22,820円(16,820円お得)※はやぶさ号利用
- 盛岡:30,020円(24,020円お得)※はやぶさ号利用
- 新青森:35,340円(29,340円お得)※はやぶさ号利用
- 秋田新幹線
- 田沢湖:32,640円(26,640円お得)
- 秋田:36,040円(30,040円お得)
- 山形新幹線
- 米沢:21,060円(15,060円お得)
- 山形:22,900円(16,900円お得)
- 新庄:26,000円(20,000円お得)
- 北陸新幹線
- 安中榛名:10,700円(4,700円お得)
- 軽井沢:12,040円(6,040円お得)
- 長野:16,680円(10,680円お得)※かがやき号利用
- 上越妙高:18,880円(12,880円お得)
- 上越新幹線
- 上毛高原:12,040円(6,040円お得)
- 越後湯沢:13,580円(7,580円お得)
- 長岡:18,220円(12,220円お得)
- 新潟:21,520円(15,520円お得)
仙台発着
- 東北新幹線
- 盛岡:13,580円(8,580円お得)※はやぶさ号利用
- 新青森:22,840円(17,840円お得)※はやぶさ号利用
- 郡山:10,960円(4,960円お得)
- 宇都宮:17,140円(12,140円お得)
- 東京:22,820円(17,820円お得)
- 秋田新幹線
- 田沢湖:16,420円(11,420円お得)
- 秋田:20,920円(15,920円お得)
盛岡発着
- 東北新幹線
- 新青森:12,500円(7,500円お得)※はやぶさ号利用
- 仙台:13,580円(8,580円お得)※はやぶさ号利用
- 郡山:21,080円(15,080円お得)
- 宇都宮:25,460円(20,460円お得)
- 東京:30,020円(24,020円お得)※はやぶさ号利用
- 秋田新幹線
- 秋田:8,840円(3,840円お得)
長野発着
- 北陸新幹線
- 高崎:10,300円(5,300円お得)
- 東京:16,680円(10,680円お得)※かがやき号利用
- 上越新幹線
- 越後湯沢:18,620円(13,620円お得)
- 長岡:23,020円(17,020円お得)
- 新潟:26,560円(21,560円お得)
新潟発着
- 北陸新幹線
- 長野:26,560円(21,560円お得)
- 上越妙高:28,320円(23,320円お得)
- 上越新幹線
- 越後湯沢:10,960円(5,960円お得)
- 高崎:16,260円(11,260円お得)
- 東京:新潟:21,520円(15,520円お得)
正規運賃との差が一番大きい(=最もお得になる額が大きい)のは東京発着で秋田が選ばれた場合で約3万円もお得に旅ができます。各発着駅から一番近い駅でも5000円弱お得になるため、候補地に関わらずお得に旅ができるサービスと言えます。
※えきねっとの割引等を利用した場合などと比較する場合は上記のようにならない可能性があります。
利用するうえでの注意事項は?
キャンセルする場合はポイントは払い戻されない
行き先決定後にキャンセルをする場合はポイントが払い戻されないため、支払ったポイントがそのまま手数料として徴収されます。旅行に行けるか日程が怪しい場合は申込みを控えたほうがいいでしょう。
列車に乗り遅れた場合は後続の列車には乗車できない
通常の指定席券と異なり、指定の列車に乗り遅れた場合は後続の列車の自由席に乗車することはできません。そのため、指定した列車に必ず乗車できる時間帯を指定しましょう。
一応乗車券部分は有効となるため、後続列車の特急券を新規に購入することで他の列車に乗車することはできますが、余計に費用がかかってしまうため指定列車の乗り遅れには注意しましょう。
途中下車・途中乗車は可能
指定された区間の途中駅で下車することや、途中の駅から乗車することは可能です。そのため、例えば東京から新青森の往復券が払い出された場合、往路で仙台で下車することや、復路で盛岡で乗車することが可能です。しかし、乗らなかった部分の乗車券は無効となるため、再度下車駅から乗車するためにチケットを使うことはできません。
出発日は21日後から6日前までで選択する必要がある
2出発日まで6日を切っている日付の指定はできないため、利用を考えている場合は出発日の1週間前までに申し込みを完了させましょう。
また、通常の切符とは異なり、出発日は21日後より先の日付は指定できないため、こちらも注意が必要です。
実際に使ってみた
筆者は2025年の2月に本サービスを利用してみました。JRE BANKのクーポンを利用し、東京発着で2000ポイント割引を受け、4000ポイントで利用することができました。
候補地は以下の4駅で申し込みました。
- 新青森
- 田沢湖
- 新庄
- 上越妙高
4駅とも各新幹線路線のJR東日本管内の終点もしくは終点近くの駅が候補として出たため、行き先がどこになってもかなりお得になるため、こちら申し込み。

申し込みの翌日、行き先決定を知らせるメールを受信し、記載のリンクへアクセスすると凝ったアニメーションとともに、今回の行き先が表示されました。その行き先は。。
新青森!
正規運賃だと往復35,340円もするため29,340円もお得になりため、これは正直うれしかったです。ただ、往路と復路の指定列車を見ると

往復6時間、滞在時間6時間というヘビーな工程となっていました。試しに使ってみようと日帰りにしたのが裏目にでました。

当日のはやぶさ号はえきねっとの席指定状況を確認すると、だいぶ混んでるようでしたが、キャンセルが多かったのか結構空席があり、結果としてのびのび新青森まで行くことができました。


青森は連日の積雪で列車が遅れるほどでした。ただ、天気はよかったので青森駅使いの青森ベイブリッジを見て寿司を堪能し、雪で何が何やらな状態の山内丸山遺跡を観光して帰ってきました。




ちなみに払い出されるチケットはチケットレスのため、Suicaなどの交通系ICに紐づけることで新幹線もICカードで乗車することができとても楽でした。
暇な日に日帰りでふらっと使ってみたり、目的地で宿泊して行ったことのない地方をがっつり回ってみたり、色んな使い方ができるサービスだと思います。JR東日本が打ち出しているように、JREポイントを使ってお得に”思いがけないどこか”に旅をしてみてはいかがでしょうか?
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