新幹線にも乗れる!?JR東日本のお得なフリーきっぷ「週末パス」とは?

おトクな切符
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週末限定でJR東日本とその他14の鉄道会社が乗り放題となり、新幹線にも乗車可能なお得なきっぷ「週末パス」についてご紹介します。

週末パスってどんな切符?

乗り放題の対象は?

JR東日本HPより

フリーエリアはJR東日本の関東・甲信越と南東北エリアの路線となります。加えて、JR路線以外にも14の鉄道会社路線も乗り放題の対象に含まれています。また、別途特急券を購入することで在来線の特急列車や新幹線にも乗車することができます。

個人的には新幹線に乗車できるというのが大きなメリットで、新幹線で目的の地域まで移動し、その地方での移動も本切符で賄えるため、非常に費用帯効果の高いきっぷだと感じています。

✔ポイント

JR東日本管内の広い範囲を乗り放題範囲に含み、特急や新幹線にも乗車することができます。また、JR以外の地方ローカル線も乗り放題対象に含まれるため、様々な旅行パターンでの利用が可能な非常にお得かつ便利なきっぷです。

有効期間と発売期間は?

有効期間は連続する2日間となります。

発売期間に関しては、きっぷ名の通り週末での発売となり、土日祝日を対象として発売されています。
注意が必要な点は、当日の購入ができない点です。土曜日から利用を開始する場合は前日の金曜日までに購入が必要となるため、前もって準備が必要です。

また、4/27~5/6、8/10~19、12/28~1/6の長期連休に被る期間は利用ができない点も留意ください。

✔ポイント

基本的に土日祝日で利用が可能なきっぷです。
購入は前日までにしておく必要がある点には十分注意が必要です。

発売価格と購入方法は?

発売価格は税込みで8,880円となっています。
1日あたり4440円のため、在来線での小旅行では元を取ることが難しいケースもあるかもしれません。

本きっぷの強みは特急や新幹線への乗車や、比較的運賃の高額なJR以外の地方鉄道にも乗車可能な点となるため、それらと組み合わせた旅程を組む場合に効力を発揮します。

例として、東京から仙台まで旅行に行った場合、運賃(特急券以外の料金)のみでも6,050円かかるため、往復で12,100円となりこれだけでも元を取ることができます。また、新幹線も利用可能なため、仙台旅行の際は通常のきっぷで行くよりも本切符で往復したほうがトータルの費用が安くなるケースが多いです。(えきねっとのトクだ値等を利用した場合は更に安くなる可能性はありますが、現地での移動もフリーきっぷとして乗り放題のため、旅費全体で考えると週末パスは大変お得なきっぷといえます。)

✔ポイント

東京ー仙台や東京ー山形などの単純な旅程でも元が取れるため、土日祝でのフリーエリア内の都市への旅行を検討している場合は、大変お得に旅ができます。

発券後の変更・払い戻しはできる?

払戻しは有効期間内で未使用の場合に限り、発売した箇所で行うことができます。
払い戻しの際には220円の払戻手数料がかかります。

有効期間開始日の変更は、有効期間内で未使用の場合に限り、変更を希望される有効期間開始日の前日まで1回に限り可能です。
ちなみに、えきねっとで購入した場合は、発券前で有効期間開始日当日(23時50分)までは自身でインターネット上で変更が可能です。

実際の切符は?

週末パスは通常のきっぷと同じサイズの切符となるため、自動改札機を通すことができます。有人改札が混雑しがちな駅では自動改札を通ることができるため時間を短縮できます。

地味に有人改札は混んでいることが多いので、通常のきっぷと同じサイズ感なのは嬉しいポイントです。

実際につかってみた

筆者は山形への旅行時に本きっぷを使ってみました。

東京駅から山形駅まで東北・山形新幹線で向かい、左沢線や仙山線方面や奥羽本線内の主要な駅を観光しつつ、往路も山形新幹線・東北新幹線と乗り継ぎ東京まで帰ってきました。

最寄りから東京駅までも含めて全行程で16,630円だったため、7,750円分お得になり、特に意識しなくても十分に元を取ることができました。

また、個人的には地方の路線はICカード非対応の区間や無人駅からの乗車時に社内精算が必要なケースも多いため、そういったことを気にせずに列車に乗車・下車できる点も魅了的だと感じました。

特に関東圏で生活されている方はICカードによる乗車に慣れていて地方での列車の精算方式に慣れていない方も多いと思われますので、そういった方にもとっても心強い味方になってくれると思います。

まとめ

週末パスは発売価格8,880円で、土日祝日において連続する2日間が乗り放題となるきっぷです。

新幹線や地方の私鉄路線にも乗車可能なため、フリーエリアとして賄える範囲が広く柔軟性が高いきっぷです。また、GWやお盆、年末年始以外はいつでも利用可能な点が頼もしく、一泊二日での仙台や山形、新潟や長野旅行などでも十分真価を発揮してくれます。

個人的には青春18きっぷよりも費用対効果に優れ、時期を問わず活躍できるきっぷのため、東日本の旅行において限られた時間で最大限お得に旅行をしようと思ったら真っ先に利用を検討してほしい一枚です。

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